2007年9月30日日曜日

泊原発またぼや 3号機 北電「不審火ではない」

【泊】北電は二十九日、後志管内泊村で建設中の泊原発3号機原子炉建屋で同日午後、収納箱に入った布やロープが焼けるぼやがあったと発表した。けが人や放射能漏れはなく、火の粉が付着した防火シートを一緒にしまい込み、燃え移ったのが原因とみている。  3号機では七月以降、六件の不審火が起きている。北電は「ライターなど発火装置の持ち込みと作業員の出入りを管理しており、今回は人為的ではない」としている。  岩内署と岩内・寿都地方消防組合は同日、建屋内を調査。引き続き、詳しい原因を調べる。道と地元四町村も近く現地を立ち入り調査する。  北電によると、二十九日午後零時三十五分ごろ、建屋三階の原子炉格納容器内通路を警戒中の巡視員が、箱から煙が出ているのを見つけ、消し止めた。数メートル先では約三十分前まで、作業員六人が配管の溶接を行っており敷いていた防火シートに火の粉が飛散したのに気付かなかったという。  泊原発では今月も、非常用発電機二台が故障し送電中継施設の試験装置からも出火するなど、トラブルが続いている。(北海道新聞 引用)

0 件のコメント: