2007年12月3日月曜日
南極最高峰挑戦「必ず成功する」 札幌の登山家栗城さん
世界七大陸最高峰の単独無酸素登頂に挑戦している札幌の登山家栗城史多(のぶかず)さん(25)が六大陸目となる南極のビンソンマシフ(四、八九七メートル)登頂に向けての出発を前に一日、札幌市中央区の紀伊国屋書店札幌本店で記者会見した。 栗城さんがビンソンマシフの登頂に挑むのは二回目。昨年一月、米国の民間団体の国際公募隊に参加して、登頂を目指したが、悪天候が続き標高三、二〇〇メートル地点で断念した。 再挑戦となる今回は十日に日本を出発。計画では十五日に南極入りし、来年一月一日の登頂を予定する。 山頂まで一週間ほどかかる通常のルートではなく、標高差千メートルの氷壁をスキーをかついで登り、山頂から一気にスキーでベースキャンプまで戻る。 ほかの大陸の最高峰と比べ、標高こそ低いが、南極は気温が氷点下四○度まで下がり、強風が吹きすさぶ。記者会見で、栗城さんは「自分の中では思い入れの強い山。必ず登頂に成功し、無事に帰ってきます」と決意を述べた。
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