2007年10月17日水曜日

学生4人校内で盗み 売りさばきも 釧路高専 窃盗で書類送検

【釧路】釧路市の釧路高専(岸浪建史校長、学生数千三十九人)の二年生の男子学生四人が五月に学内で三回にわたって盗みを繰り返し、釧路署から窃盗容疑で書類送検されていたことが十六日、分かった。四人は同級生十人からゲーム機など約三十点を盗み、同じ学校の学生に売っていたという。  同高専によると、四人は同じクラスの友人同士。実習などで学生がいなくなった空き教室に忍び込み、バッグやロッカーから、ゲーム機や携帯音楽プレーヤー、電子辞書、現金数千円などを盗んだ。被害総額は明らかになっていないが、一人で七万-八万円の被害に遭った学生もいた。  その後、四人からゲーム機を買った学生が盗品と知り、学校に相談。ゲーム機を盗まれた学生とともに釧路署に被害届を出した。  四人は見張り役、運び役、売りさばく役など役割を分担して盗みと盗品の販売を行っていた。  事態を重く受け止めた学校側は六月、四人を無期停学処分とした。四人は「ゲーム感覚でやった」と反省しているといい、盗品を売りさばいたリーダー格の学生は八月末に自主退学し、残りの三人は学校に復帰している。  学校側は「事件が起きたことは誠に残念。学校として再発防止に努めている」とコメントしている。(北海道新聞 引用)

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