2007年8月24日金曜日

ドングリ集め苗木もらおう 高知の「銀行」が札幌に出張所

森や公園で拾ったドングリ100個をクヌギなどの苗木に交換してくれる高知県大川村の自然再生事業「どんぐり銀行」の出張所を備えたキャラクターグッズ店が9月1日、札幌市中央区の複合商業施設「ノルベサ」にオープンする。  店舗名は「どんぐり共和国」で、道内でリサイクル店「ブックオフ」など三十七店をフランチャイズ経営するエコノス(札幌、長谷川勝也社長)が運営。ノルベサ三階の約百十平方メートルの店内に、「となりのトトロ」などスタジオジブリ作品のキャラクターグッズを中心に約三千品目を販売する。  どんぐり銀行は、社団法人大川村ふるさとむら公社に本店を置く。受け付けるドングリは育成可能な新鮮なものに限るが、ドングリを出張所に持ち込むと通帳が発行され、普通の大きさは一ドングリ、大きなものは十ドングリと換算して記帳。百ドングリになると苗木一本が直近の四、五月に払い戻される。  大川村は全国から集まったドングリから苗木を育て、払い戻し用のほか同村の緑化などに活用している。もらった苗木を自分で育てられない場合は、大川村の植樹祭に自ら参加して同村内に植えることもできる。エコノスは「自然とのかかわりの大切さを身近に感じてもらえる店舗にしていきたい」と話している。 (北海道新聞 引用)

0 件のコメント: