2008年3月9日日曜日

クレイ(粘土)アニメ、iモードで発信 札幌の制作グループ

クレイ(粘土)アニメーションを制作する札幌のグループ「キュウイフイルム」(斎藤栄子代表)は十七日から、NTTドコモの携帯向けネット接続サービス「iモード」上で、黒豆の妖精親子を描いた「KUROMAME(クロマメ)」シリーズの配信(有料会員制)を始める。キャラクターの愛らしさやほのぼのとしたストーリーが「全国で通用するレベルの高さ」(NTTドコモ北海道)と評価され、iモード公式サイトに決まった。
 配信はKDDI(au)のEZwebに続いて二社目。クレイアニメは、粘土でつくった人形などの造形物を一ミリ単位で動かし、撮影する。
 独自の映像表現が可能になることから人気が高く、スイスで生まれたペンギンの「ピングー」が代表的なキャラクターだ。
 キュウイは昨年、札幌国際短編映画祭で「クロマメ ザ マジックワンド(魔法のつえ)」が入賞。口コミで評判が広まり、幼稚園での上映会や子供対象のクレイアニメ教室を開くなど、活動の幅を広げている。
 三十-四十五秒の作品を週一回配信する。待ち受け画像や着信音などもダウンロードできる。サイトはhttp://kuroanime.tv/

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