2007年6月25日月曜日

仏高級ホテル「メルキュール」札幌進出 エンペラー跡に09年

三井不動産(東京)が、札幌・ススキノの旧アオキビル(札幌市中央区南四西二)の跡地に地下一階地上十六階建ての複合商業ビルを建設することが二十一日、分かった。四-十六階には仏大手ホテルチェーン・アコーグループの高級ホテル「メルキュール」が道内に初進出。今年十月に着工、二○○九年春ごろのオープンを目指しているとみられる。
 札幌や釧路で飲食店などを手掛ける青木商事(札幌)が運営していた旧アオキビルは、昨年九月まで三十三年間にわたって営業してきた老舗キャバレー「エンペラー」を擁したススキノの名物ビル。昨年秋で営業を終了し、現在解体作業に入っている。
 関係者によると、三井不動産は同ビル解体後に約二千平方メートルの敷地の大半を取得し、残りの部分も青木商事から借地して開発を進める。建設する複合商業ビルは延べ床面積が約一万六千平方メートルで地下一階が駐車場、地上一-三階部分には飲食店がテナントとして入る予定だ。
 アコーグループのホテルでは○五年に旧ホテルアーサー札幌をリニューアルし、ノボテルとして札幌に進出。今回進出するメルキュールは、国内では銀座(東京)や成田(千葉)で展開されている高級シティホテルで、札幌ではシングルとツイン主体に、客室数は二百八十-三百室程度になるとみられている。

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