【石狩】二十五日午後零時十分ごろ、石狩市生振の茨戸大橋上から橋の欄干を突き破って、乗用車が茨戸川に転落した。札幌北署や石狩消防署などのダイバーが水中を捜索したところ、約四十分後に水中で乗用車と運転者とみられる男性一人を発見した。男性は意識不明の重体。
現場の橋は国道231号が通る片側三車線。札幌市内から石狩市方面に向かう車線のガードレールが壊れており、ここから乗用車が転落したとみられる。
2008年2月26日火曜日
2008年2月22日金曜日
大丸と丸井今井の売上高 過去最少の差に 1月の道内百貨店
北海道新聞社が二十日まとめた道内主要百貨店の一月の売上高は、前年同月比5・5%減の二百十八億九千七百万円で七カ月連続の前年割れとなった。昨年閉店したきたみ東急百貨店を除いた既存店比較でも同3・3%減。初売りは好調だったものの、悪天候や生活必需品高騰の影響で中旬以降は伸び悩んだ。こうした中、同1・7%増の大丸札幌店が、道内最大手の丸井今井札幌本店との差を過去最少の六千四百万円にまで縮めた。
大丸は初売りの売り上げが前年を約3%上回り、冬物セールも好調に推移。一月上旬は二けたの伸び率を示した。丸井今井札幌本店も初売りの実績が前年を約2%上回り過去最高を記録したが、月の後半は「セールの反動や寒波の影響で衣料品の動きが勢いを失った」ため、月間では前年同月比0・2%増の横ばいにとどまった。
食品売り場を昨春廃止した札幌西武は「下旬の大雪と消費低迷が響いた」ため同12・0%減と二けたの落ち込みとなった。
札幌以外では、「婦人、紳士ともに前年より10%以上減少した」(棒二森屋)、「大雪や冷え込みの影響で春物の動きが悪かった」(旭川西武)など、悪天候や灯油高騰などの影響を指摘する声が目立った。
大丸は初売りの売り上げが前年を約3%上回り、冬物セールも好調に推移。一月上旬は二けたの伸び率を示した。丸井今井札幌本店も初売りの実績が前年を約2%上回り過去最高を記録したが、月の後半は「セールの反動や寒波の影響で衣料品の動きが勢いを失った」ため、月間では前年同月比0・2%増の横ばいにとどまった。
食品売り場を昨春廃止した札幌西武は「下旬の大雪と消費低迷が響いた」ため同12・0%減と二けたの落ち込みとなった。
札幌以外では、「婦人、紳士ともに前年より10%以上減少した」(棒二森屋)、「大雪や冷え込みの影響で春物の動きが悪かった」(旭川西武)など、悪天候や灯油高騰などの影響を指摘する声が目立った。
2008年2月16日土曜日
カニ食べるなら稚内 地元の宿泊業者ら格安ツアー 来月、札幌発
【稚内】ロシアからの輸入ガニが減少する中、稚内の飲食・宿泊業者でつくる「最北観光親友会」は三月、札幌から稚内まで無料バスを運行し、各種カニを食べ比べる一泊二日の格安ツアーを実施する。市などの補助を受けず、稚内で民間が独自に格安ツアーを行うのは初めてという。
ツアーは札幌の旅行会社二社の協力で販売し、三月十五、二十二、二十九日の午前八時に札幌駅を出発。ロシア産の毛ガニやズワイガニ、アブラガニを、稚内のドライブインで味わってもらう。
米大リーグの松坂大輔投手が使った野球用品などを展示した記念館なども訪れる。料金は一泊二日で一万円を切る。バス代は同会が負担し、「稚内でまだまだ新鮮なカニを食べられることをPRしたい」と話している。
格安ツアーは、減少している観光客を誘致する狙いもある。稚内観光協会や稚内市なども十六、二十三の両日、稚内の主なホテルや旅館への宿泊客を対象に、宿泊料金を負担するだけで乗車できる札幌からの送迎バスを運行する。市は「官民挙げて冬季観光を盛り上げたい」としている。
最北観光親友会の問い合わせは、稚内シーフードセンター(電)0162・24・2411へ。
ツアーは札幌の旅行会社二社の協力で販売し、三月十五、二十二、二十九日の午前八時に札幌駅を出発。ロシア産の毛ガニやズワイガニ、アブラガニを、稚内のドライブインで味わってもらう。
米大リーグの松坂大輔投手が使った野球用品などを展示した記念館なども訪れる。料金は一泊二日で一万円を切る。バス代は同会が負担し、「稚内でまだまだ新鮮なカニを食べられることをPRしたい」と話している。
格安ツアーは、減少している観光客を誘致する狙いもある。稚内観光協会や稚内市なども十六、二十三の両日、稚内の主なホテルや旅館への宿泊客を対象に、宿泊料金を負担するだけで乗車できる札幌からの送迎バスを運行する。市は「官民挙げて冬季観光を盛り上げたい」としている。
最北観光親友会の問い合わせは、稚内シーフードセンター(電)0162・24・2411へ。
2008年2月11日月曜日
新幹線の延伸、雪まつりでPR
北海道新幹線建設促進期成会(会長・高橋はるみ知事)と札幌市は九日、さっぽろ雪まつりの大通五丁目会場で新幹線の札幌延伸実現に向けたPR活動を行い、道内外からの来場者に延伸の必要性を訴えた。
旧札幌駅駅舎の大氷像前では、上田文雄札幌市長、北海道商工会議所連合会の高向巌会頭らが「新幹線の札幌延伸で北海道と東北との交流が飛躍的に活発になる」などと強調した。
PR活動には、昨年の新幹線体験ツアーに参加した大学生らも協力。リーフレットを配布したほか、沿線自治体の特産品などが当たる新幹線クイズも実施し、実現に向けた活動への理解を呼び掛けた。十日も午前十一時半から高橋知事らが参加してPR活動を行う。
旧札幌駅駅舎の大氷像前では、上田文雄札幌市長、北海道商工会議所連合会の高向巌会頭らが「新幹線の札幌延伸で北海道と東北との交流が飛躍的に活発になる」などと強調した。
PR活動には、昨年の新幹線体験ツアーに参加した大学生らも協力。リーフレットを配布したほか、沿線自治体の特産品などが当たる新幹線クイズも実施し、実現に向けた活動への理解を呼び掛けた。十日も午前十一時半から高橋知事らが参加してPR活動を行う。
2008年2月6日水曜日
眠っている本、必要な施設に 北海道ブックシェアリング設立、寄贈募り再分配へ
家庭や企業などに眠っている図書を、児童会館や高齢者サロンで再利用してもらおうと札幌の出版、教育関係者らがボランティア団体を設立した。いったん本を集め、必要とされる施設などに再分配する試みで、十二日から寄贈図書の受け入れを始める。
「北海道ブックシェアリング(HBS)」。雑誌「季刊・札幌人」を発行する荒井宏明さん(44)が代表を務める。荒井さんが教育関係者らに呼び掛け、一月二十日に設立した。
荒井さんは、長女が通う小学校の児童会館にある図書コーナーで、本が傷んだり、補充されていない現状を知り、「政令市の札幌でこの状態。道内の地方では、図書環境はより深刻なのでは」と、活動を思い立った。
札幌市市民活動サポートセンターで、専門家に団体の設立や運営について相談をし、短大の教授ら計八人が賛同した。
計画では、家庭や企業、団体から不用な図書の寄贈を受け、児童書は児童会館向け、実用書は高齢者サロン向けなどと振り分けて提供する。また、ビジネス書などはバザーで売って運営費に充てる。本の補修やクリーニング、施設の要望に応じて適切な図書を選ぶ「ブックナビゲーター」の役割は、ボランティアに担ってもらう。
荒井代表は「まずは三万冊を受け入れて整理した後、希望施設に提供したい」と、幅広い協力を呼びかける。図書を寄贈する人は、荒井代表(電)090・3468・6888、メールhk_bookshare@yahoo.co.jpに連絡の上、原則送り主負担で送るか持ち込む。また、図書提供を受けたい施設から相談も受け付ける
「北海道ブックシェアリング(HBS)」。雑誌「季刊・札幌人」を発行する荒井宏明さん(44)が代表を務める。荒井さんが教育関係者らに呼び掛け、一月二十日に設立した。
荒井さんは、長女が通う小学校の児童会館にある図書コーナーで、本が傷んだり、補充されていない現状を知り、「政令市の札幌でこの状態。道内の地方では、図書環境はより深刻なのでは」と、活動を思い立った。
札幌市市民活動サポートセンターで、専門家に団体の設立や運営について相談をし、短大の教授ら計八人が賛同した。
計画では、家庭や企業、団体から不用な図書の寄贈を受け、児童書は児童会館向け、実用書は高齢者サロン向けなどと振り分けて提供する。また、ビジネス書などはバザーで売って運営費に充てる。本の補修やクリーニング、施設の要望に応じて適切な図書を選ぶ「ブックナビゲーター」の役割は、ボランティアに担ってもらう。
荒井代表は「まずは三万冊を受け入れて整理した後、希望施設に提供したい」と、幅広い協力を呼びかける。図書を寄贈する人は、荒井代表(電)090・3468・6888、メールhk_bookshare@yahoo.co.jpに連絡の上、原則送り主負担で送るか持ち込む。また、図書提供を受けたい施設から相談も受け付ける
2008年2月2日土曜日
「白い恋人」生産2割増 石屋製菓、夏までに
石屋製菓(札幌)の島田俊平社長は三十一日、品薄状態が続く看板商品「白い恋人」について、生産能力を二割引き上げる方針を明らかにした。個包装に賞味期限を印字する機器を増設し、夏の繁忙期に間に合わせたい考えだ。
本社に併設する観光施設「白い恋人パーク」の全面再開に伴う会見で述べた。「白い恋人」は現在、六ラインをフル稼働させ一日五十万枚を生産している。昨年十一月の販売再開以後、新千歳空港売店などを中心に売れ行きは好調で、各店から増産を望む声は強いという。
約二千万円を投入し、現在六台ある賞味期限印字機を三台程度増やして対応する。
今後、生産体制を抜本的に増強するには新工場の建設が必要となり、投資額は数十億円規模になる見込み。このため、同社は販売実績の推移をみながら、社内プロジェクトチームで慎重に検討していく意向だ
本社に併設する観光施設「白い恋人パーク」の全面再開に伴う会見で述べた。「白い恋人」は現在、六ラインをフル稼働させ一日五十万枚を生産している。昨年十一月の販売再開以後、新千歳空港売店などを中心に売れ行きは好調で、各店から増産を望む声は強いという。
約二千万円を投入し、現在六台ある賞味期限印字機を三台程度増やして対応する。
今後、生産体制を抜本的に増強するには新工場の建設が必要となり、投資額は数十億円規模になる見込み。このため、同社は販売実績の推移をみながら、社内プロジェクトチームで慎重に検討していく意向だ
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